| この度、弊社ではナイルス社製 「歯車研削盤ZSTZ630」の2軸CNC機を完成 |
| させました。工事内容は完全分解によるオーバーホールと2軸CNC化を行いました。 |
| 多種多様な歯車を加工されるお客様との打合せにより、作業性の良い高精度加工 |
| 機械に生まれ変わりましたのでご紹介いたします。 |
1.主 な 特 長
| 総分解による、オーバーホールを実施。 |
| 摺動面の摺り合せはもとより、部品の点検整備・操作盤・電気関係は全て新規 |
| 製作しました。 |
| 割出、テーブル左右送りをNC制御します。 |
| 1) |
割出に高精度ロータリーエンコーダを使用、テーブル左右送りに高精度リニアスケール及び高精度ボールネジを採用、NC化する事により高精度、高能率の機械となりました。 |
| 2) |
歯数の割出し、創成径及び切込量、研削方法がデータ入力により制御できます。 |
| 3) |
割出及びテーブル送りの全ての換歯車が不要となりました。
加工条件は従来汎用機と同じとして、1歯割出し時間は1秒以内と5〜7倍
早くなりました。 |
| 4) |
NC装置は、FANUC 0i MDを搭載。 |
| 5) |
ソフトプログラムは、当社オリジナルソフトで、データ入力は、歯車諸元と
加工条件を直接対話方式となっていますので、入力・保存・呼出が容易です。
本機には、創成研削・ラック研削加工ソフトを作成搭載しています。
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2.改造後の外観

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3.工 事 内 容
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| 1)砥 石 台 |
:砥石台上下送りは、モータを国産化し、かつ高容量化した
事でインバータでの無段変速が可能となりました。 |
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:砥石軸モータを巻き直し、インバータを取付けました。 |
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:オリジナル同様仕様部分 |
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・クラウニング、テーパー、リリービング形状の設定は
テンプレート方式。 |
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・ストローク幅及び位置調整は、手動メカ式。 |
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・切込送りは手動ハンドル送り及び送り端で手動クランプと
します。 |
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*オプションで切込もNC化可能です。 |
| 2)テーブル左右送り |
:ACサーボモータと高精度ボールねじで駆動します。 |
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:高精度リニアスケールを取り付けました。 |
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:摺動面の潤滑は、連続給油としました。 |
| 3)テーブル回転 |
:高精度ロータリーエンコーダを取り付けました。 |
| (割出し) |
:切込は、テーブル回転により行います。回転切込はワーク
径の大小にピッチ円上における切込量を自動計算できる
ため、均一に管理する事が可能です。 |
| 4)砥 石 成 形 |
:ドレスについては、オリジナルの方式を流用整備しました。 |
| 5)N C 装 置 |
:FANUC 0iMDを採用しています。 |
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:リレー回路はFANUC内臓のPMCです。 |
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:ソフトプログラムは、三和対話マクロです。 |
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創成研削・ラック研削加工ソフトを作成しました。 |
| 6)制御盤・操作盤 |
:新規製作しました。 |
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:電気配線は一式交換しました。 |
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4.機 械 仕 様
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| 最 大 歯 数 |
800 |
| 最 小 歯 数 |
5 |
| 最大モジュール |
12 |
| 最小モジュール |
1 |
| 最 大 歯 幅 |
200mm |
| 研削最大捻れ角 |
45° |
| 取付具を含む最大重量 |
400Kg |
| テーブルストローク |
20〜420mm |
| ラムストローク数 |
68〜133ストローク/min |
| ラムストローク長さ |
20〜220mm |
| テーブル左右送り速度 |
80〜800mm/min |
| 砥 石 |
最大外径 350mm 最小外径 270mm |
| 砥石回転数:最大 |
2,360rpm(Φ270) |
| 切込最小設定単位 |
0.0001 |
| (注) 母機の動きの範囲がメカ的に本参考仕様と異なる場合は、母機仕様によります。 |
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